発達障害の子供の育て方を現役スクールカウンセラーが紹介!
発達障害の子供の育て方を現役スクールカウンセラーが紹介!をご覧頂きありがとうございます。
現役のスクールカウンセラーをやってますマユと言います。
発達障害のお子さんをこれまでたくさん見てきてすごく感じたことがあります。
それは・・・
『発達障害は障害ではなく才能!』
学校の先生から「こだわりが・・・」「落ち着きがなくて・・・」「予定が変わると・・・」そんな風にお子さんのことを言われたことありませんか?
ハッキリ言ってこれらは決して障害じゃないですよ。むしろ一つの才能です。
例えば
「こだわり」⇒「信念が強い」
「落ち着きがない」⇒「エネルギーがある」
「予定が変わると」⇒「予定通りが好き」
つまり発達障害によくある症状というのは
良いように見れば武器になり悪く見ると障害になる!
これまで多くの発達障害のお子さんに関わってきました。発達障害があるからと言って子どもが不登校になったり引きこもったりする訳ではありません。
発達障害があってもみんなと同じように教室でうまくやっている子供もたくさんいます。なぜ『うまくいく子』と『うまくいかない子』がいるのか?実は一つ大きな違いがあります。
発達障害の子供がみんなとうまく過ごせるようになるには?
大切なのは子供にとって自信になるようなものを作ってあげること!
発達障害と診断された子供は好きな事はとことんやるけど嫌いなことは絶対にやりたくないというこだわりを持っている子が多いです。
逆にその部分を利用してあげるのです。
絵
ピアノ
コンピュータ
水泳
体操
子どもが小さいうちにこれらに興味を持たせてさせてあげてください。これらは発達障害の人が得意な一人でコツコツ続けることで上達することができ結果として自分に自信を持てるようになります。
目的は自分に自信を持たせること!
自分に自信を持つことで自己肯定感が育ち自分を認めることができるようになるのです。
そうは言ってもやっぱりお友達と仲良くしてコミュニケーションを取れるような子になって欲しいというのは全ての親御さんの願いだと思います。
定型発達のお子さんであれば「みんなと仲良くしようね」で良いのですが発達障害のお子さんの場合はそれでストレスを感じてしまいます。
発達障害の子供にコミュニケーション力を付けさせたければ自分が好きな分野や自分が得意なことでコミュニケーション力を養わせるのがとても重要です。
最近スクールカウンセラーとして小学生や中学生の保護者さんに紹介しているのがロボット教室です。
ロボット教室って何?
実は私が関わっていた小学1年生(発達障害の診断あり)のお子さんのお母さんにこのロボット教室のお話をして一緒に参加したことがあります。
正直ここまで変わるんだと驚きでした。目を輝かせながらスゴイ集中力で作業をしてました。お母さんも「こんなに嬉しそうに作業している○○を見るのは久しぶりです」ととっても喜んでました。
しかもいつもは他の児童とほとんど関わらないような子なのに同じグループの子たちと普通に接しているのは本当にビックリしました。
発達障害は決して障害じゃないです。
素晴らしい才能です!
ただしこの才能を育てるには今の学校教育では正直かなり難しいです。頭が固く自分の価値観が正しいと思い込んでる先生が担任になってしまったらせっかくの素晴らしい才能を殺されてしまいます。
そうさせないためにもぜひ子どもが好きになれるものを見つけてあげてくださいね。
このロボット教室は全国各地で開催されているようなのでもしかしたらあなたの住んでいる所でもやっているかもしれませんので確認してみてはいかがでしょう。